全裸監督のメモ

Netflixの全裸監督のSeason1を見終わったのでメモ

 

  1980年代バブル期、主人公の村西とおる山田孝之)は英語教材を売る冴えない営業マンだった。同じ会社でトップセールスを誇る小野貞巳(板尾創路)に営業のコツを教わるため、小野の営業に随伴する。営業のコツは女をイカせるかのごとくとにかく相手を褒めて信頼を得ることと教わる。村西が営業に訪れた先はヤクザの家であり、初めは暴力まで振るわれる始末であったが、教え通りに相手を褒めて信頼を得ると見事に教材を売ることに成功する。営業のコツを掴み自信を得た村西は次々と教材を売ることに成功し、トップセールスマンに躍り出る。営業マンとして絶頂の最中、ところが、会社の金庫から売上金が盗まれる。犯人は小野であった。小野は教え子である村西に営業成績で抜かれ、会社から金を持ち逃げしたのだった。村西は会社を辞め、バーでヤケ酒を飲んでいたところ、荒井トシ(満島真之介)に出会う。トシはアダルト業界に身を置くチンピラだった。ラブホテルでの情事の録音テープを売って生計を立てていた。村西はアダルト業界についてトシから教わると、その需要の大きさからポルノの時代が来ると確信し、トシと組んでポルノの制作、卸をするようになる。録音テープから始めるが、ビニ本が流行であることを知ると、北大神田書店を買い取り、ビニ本販売を始める。当時のビニ本のニセモノらしさに辟易した村西は出版社の社長を務めていた川田研二(玉山鉄二)を仲間にし、裏本の制作を始める。裏本が成功を収め、書店は繁盛し、北海道中に店舗を構えるようになるが、ポルノ業界の帝王と呼ばれるポセイドン企画の社長池沢(石橋凌)と、警察に目を付けられる。また警視庁警部の武井道郎(リリー・フランキー)は猥褻物を取り締まる立場であったが裏では池沢と手を組んでいた。村西が会長を務める北大神田書店の南下を危惧した池沢は村西に北大神田書店の買収を提案するが、村西は拒絶する。提案を拒絶された池沢は武井に依頼し、村西を取り締まらせるが、村西は武井の取り締まりから逃れる。北大神田書店の会長として表に出られない村西は、トシ、川田と共に東京・歌舞伎町に逃げる。数か月経過し、事態が落ち着いたころ、北大神田書店の初号店の店長(池内万作)らから札幌に戻るよう誘われる。しかしこれは池沢と武井が仕組んだ、村西らをとらえるための罠であった。自らの帰還を祝うパーティの直前、村西らはこれが罠であることに気が付くが、時すでに遅く武井に捕まってしまう。村西らは猥褻物の頒布の罪に問われ刑務所に収監されるが、刑期を務め釈放される。

 アダルトビデオが売れていることを知った村西は自ら制作をするようになる。

1作目奈緒子(冨手麻妙

2作目佐原恵美(黒木香)(森田望智)

黒木香の母、佐原加代(小雪)がビデオ規制委員会へ訴え出たことにより販売できず

3作目女優不明ハワイでのスカイファック

 →撮影後村西が逮捕収監され、販売できず。

保釈金支払いのためトシが裏ビデオの販売に手を染める。女優の締め出し、販売網の規制により、撮影販売ができない状況の中、黒木香の協力を得つつ、黒木香の作品を販売し、保釈金を集め村西が保釈される。

 黒木香や村西のテレビ出演により、サファイア企画への出演希望する女優が増加、村西が手掛ける作品が売れる。

 天皇崩御に伴う、取り締まりの強化により、池澤が逮捕される。また古谷伊織(國村隼)の身代わりにトシが逮捕される。池澤は獄中自殺。トシは出所後、古谷の兄弟分となる。

 

文字について6

 古代文字で最も有名なエジプトの象形文字は独自に発明されたように思われているが、実はアイデアの模倣で作られたものである。紀元前3000年ごろにほとんど完成された形で突然出現している。エジプトはシュメールから1300キロメートルしか離れておらず、交易を通じた接触があった。シュメールでは楔形文字の遺物が出土しているが、エジプトではそのようなものは出土していない。数百万年も文字を持たずに暮らしてきた人類が、その長期間で見ればほとんど誤差といえる数世紀の間に複数の地域において文字を持ち始めたので、それそれの地域で文字が独自に発明されたとは考えにくく、先駆者がいて、それを模倣したと考えるのが妥当である。

 

文字を使える人と文字を使えない人

登場したばかりの文字の特徴

・複数の用法があって曖昧

・構造が複雑すぎて、発話を記述するには不完全

・使う人の層が限られていた(上級官吏や書記のみが扱えた)

・用途が限定されていた(例えばシュメール人が残した文書のほとんどが帳簿であった)

 

文字を早い時期に手にした社会は文字の曖昧性を減らそうとしていない。なぜなら用途が限定されていたので曖昧性を減らす必要がなかった。

 

文字を手にした社会

文字を発明したり、手にした社会は、いずれも複雑で集権化された社会で階層的な分化の進んだ社会だった。納税の記録や布告などを残すために文字が必要とされた。文字を書くことができたのは、余剰食糧により支えられた官吏だった。つまり、農耕社会では文字を持つ必要が生じたし、そのための官吏を養う余力があった。一方狩猟採集社会では文字を持つ必要がなかった。文字を借用することもなかったし、官吏を養う余力はなかった。

ダイヤモンドの価値

 婚約指輪といえばダイヤモンドの指輪が多い。でも本当に必要なのか。

 

ダイヤモンドの価値はゼロ

 そもそもダイヤモンドそのものの価値は全くないと言っていい。ダイヤモンドの取引価格が今の100分の1だとしたら誰も婚約指輪として買わない。ダイヤモンドはその値段の高さこそが価値なのであって、それ自体には価値はない。

 価格が上がれば需要が高まるものをヴェブレン財というらしい。ダイヤモンドもその一つで、同じようなものはたくさんある。ブランド物のファッションアイテムや、高級車、芸術作品、シャンパンなどがそうだ。

 

価値はなくても相手の気持ちがわかる

 ダイヤモンドの価値自体はゼロだけれども、使った金額の大きさで、相手への気持ちの大きさがわかる。

 

ダイヤモンドの指輪じゃなくてもよい

 婚約指輪を送る行為は日本では戦後に普及し始めたごく最近の文化であって、決して伝統ではない。企業の広告戦略でこの行為が当然と感じるようになっている。もし婚約指輪を送る相手がいるならば、これが必要かどうか一度考えてから決めたほうが良い。

 

Amazon Primeは不要か

 AmazonPrimeに加入しているが、最近のAmazonのサービスの質を見ていると解約してもいいのではと思うようになってきた。

 

AmazonPrimeのメリット

 今使っているものでメリットに感じているのは次の通り。

・配送料が無料。

・定期便が利用できる。

・Primeビデオが見れる。

 

Amazonのデメリット

・最近怪しい中華製品が増えてきた。

 サクラや悪質なレビューがあり、必要な商品を調べても、まともな商品が分かりにくい。

・商品価格の値上げ。

 定期便で購入しているものがいくつかあるが、最近は値上げが多く必ずしも安くで買えるわけではない。

・会費の値上げ。

 現時点では年会費4,900円(税込み)、月額500円(税込み)であるが、2019年4月ころまでは年会費は3,900円(税込み)、月額400円(税込み)だった。アメリカのAmazonでは現在年会費119ドル(税込み)なので、これに比べると日本のAmazonPrimeの会費はまだまだ安い。ということはまだまだ値上げの余地があると思う。

・(胴元はボロ儲けなのに配達員が安くで使われているのを思うとどうも心苦しく感じることがある。置き配サービスは歓迎。)

 

AmzonPrimeの代替

・日用品などの定期的な買い物については、スーパーやドラッグストアでも買うことはできる。

・ヨドバシドットコムだと送料無料で大抵のものが揃う(品揃えはAmazonには及ばないが)。

・ヨドバシドットコムは会費が無料。

・Primeビデオのサービスについては、現在Netflixを契約しているので、Amazonオリジナルのビデオでない限り見ることは少ない。Netflixで満足。どうしてもAmazonオリジナルを見たいときのみ会員になり会費を月額分払えばよい。

 

 最近は定期便の商品も頻繁に次の月に配送を見送っていることが多いので、徐々に定期便で購入する商品を減らし、Amazonへの依存を解消し、8月で一度解約するのが良いかと思う。

 月額たった500円とはいえ必要以上のサービスは解約すべきだわ。

生ごみはどこに捨てるか

野菜のごみとかコーヒーかすや茶のかすは庭に捨てて土に埋めているが、知り合いにそのことを話すと、どうもそれはおかしいという反応だった。ごみはごみとしてごみ袋に入れて回収に出すべきということだそうだ。

ごみはごみというのはよくわかるけれども、どうせ野菜くずなんて土に埋めとけばそのうち土に還るから、庭がある人はわざわざごみ収集に出して、ごみの量を増やすくらいなら、土に埋めたほうが良いと思う。

(動物性の生ごみは臭いのでだめ。)

宅配ピザを買うくらいなら自分で作れ

この前会社から帰ってきたらドミノピザだかピザーラだかのチラシが入っていた。

見てみるといろんなピザが載ってて、どれもこれも美味しそうだった。このチラシがあれば、Lサイズは50パーセントoffの割引が利くと書いてある。

値段を見てみると宅配ピザは3000円以上からとなっていて高い。もとが高いから、50パーセントoffになったところでやっぱり高い。

自分で作ればいくらだ?とかスーパーで買ったら500円手に入るのに、とか思うと何も特別なことがある訳でもないのに宅配を頼むのは馬鹿らしい。

そうやってピザのことを考えているとピザが食べたくて仕方なくなった。けれども、お金もないので、自分で作ることにした。

 

早速PanasonicのホームベーカリーSD-MB1でピザ生地を作ろうと思う。手ごねでピザ生地を作ることは今まで何度かあったが、べとべとしたり、腕もつかれるので面倒だった。ホームベーカリーを使えば、手が汚れることもないし、腕も疲れない。炊飯器並に普及して良いはずのアイテムなのに、そこまで周りで使っている人はいない。

 

とりあえずレシピを見てみると、

・強力粉280g

・バター(ピザにはもったいないからラードにしよう)

・塩

・砂糖(!。砂糖なんて入ってたんか…)

スキムミルク(ピザってこんなの入ってたか?まあ持っているから入れておこう。)

・水

ドライイースト

という具合で、全部もっていた。

パンケースに材料を全投入して、スイッチ押して、45分待機。

フタを開けてみるとすべすべもちもちの生地が出来上がってて、感動した。

あとは少し寝かして、生地を伸ばして、トッピングして、オーブンで15分焼いて完成。

自宅でピザがこんなに簡単に食べられるなんて、最高!(しかも安い。)

 

しばらくは休みの日ごとにピザを作ることになるね。

 

ホームベーカリーを持ってるのにピザを作らない人はもったいないよ、これは。

文字について5

 文字の貸し手の言語にある音が、借り手の言語にない場合、借り手はその音に対応する文字を使用しない。したがってフィンランド語の表記はラテンアルファベットをもとにしているが、フィンランド語にはb,c,f,g,w,x,zの音がないので、これらに対応する文字は借用の過程で消滅している。

 逆に文字の貸し手にない音が、借り手の言語にある場合、借り手はその音に対応する文字を作る必要がある。その場合新たに文字を作る(j,u,w)か、借用する文字を複数組み合わせて表現するか(ギリシア文字やルーン文字の”θ”→英語の"th")、借用する文字のバリエーション(ドイツ語のウムラウトを付けたり)を作るかである。

 

 世界中のアルファベットは何種類もあるがその発明は一度だけで、それ以外は模倣である。

 最初に発明されたのは紀元前2000年から紀元前1000年に誕生した。シリアからシナイ半島にかけて暮らしていたセム語を話す人の間でである。

 アルファベットはエジプトの象形文字にまで遡ることができる。エジプトの象形文字は24個ある子音を表すため24個の記号が使われていた。エジプト人は単子音だけを表す記号だけを使用する方向には進まず、二重子音や三重子音を表す記号や、表意的な記号、決定詞の記号を使い続けた。

 紀元前1700年ごろエジプトの象形文字に精通していたセム語族の人が、表音的なアルファベットに発展させた。

 セム語族の人々は象形文字を単子音を表す記号として使い、またアルファベットの一つ一つに名前を与え、暗唱するための順番を決めた。

 アルファベットに母音を表す記号を導入したのはギリシア人であった。セム語族の人も母音を表記するために子音に点や線を加えていたが、アルファベットとして母音を表す記号を導入したのはギリシア人だった。

 セム語のアルファベットは初期のアラビア文字に模倣され、現代のエチオピアのアルファベットになっている。また別の流れとして、ペルシア帝国のアラム語のアルファベットになり、そこから現代のアラビア語ヘブライ語、インド語、東南アジア諸言語のアルファベットにつながる。現代の英語のアルファベットは紀元前8世紀にフェニキア人を介してギリシア人に伝わったものが、紀元前7世紀にローマ人につながったものである。

 

 

「銃・病原菌・鉄」第12章から